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■さらに 山羊チーズの見学 (2001年6月4日(月))
この日は休日だったため(この週末は3連休でした)、工場などはどこも閉まっていたのですが、チーズ商のジャカンさんのご紹介で、ブーリニ・サンピエールのチーズ製作について見ることができました。
ジャカンさんご自身は、これもまた有名なシェ−ブルチーズの産地である、約100km離れたセル・シュール・シェルにお住まいだそうです。 ブーリニ・サンピエールについて詳しく知りたい方は、こちらに佐藤優子さんが書かれた詳しい説明があります。
ブーリニ・サンピエールを作っている地域の面積はAOC指定チーズの中でもっとも小さく、年間に400t生産されるそうです。
「1000の沼地」と呼ばれる地域にある、EUの援助(過疎地改革計画)を受けて建てられたチーズ工場の見学をしました。14件の農家がミルクを提供し、ここで年間100t、週に8000-9000個のブーリニ・サンピエールがつくられるそうです(残りの7、8件の農家は自分で生産)。
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週に3日(月水金)農家から型に詰めたチーズが運ばれてきます。それを型出しし、塩をかけているところです(左の写真)。チーズには農家番号を示す札がつけられています(左から2枚目)。3枚目の写真は塩、右の写真はチーズの型が集められたところです。
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乾燥室です。部屋は15度に保たれています。換気も行われていますが(左の写真)、特徴的なのは、水分を吸わせるため、24時間、わら半紙のような紙を20数枚重ねた上にチーズが並べられていることです(右の写真)。
紙代がもったいないように思ったのですが、紙はかなりの早さで水を吸うため、部屋に置く時間/電気代が節約できるとのお話でした。
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熟成室の様子です。10度前後に保たれ、10〜12日置かれます。チーズには、農家の番号と熟成室に置かれた日付が書かれた札がつけられています。右側3枚の写真は、違う農家の同じ日に熟成室に移されたチーズです。ずいぶんと状態(カビのはえ方など)に違いがあります。
■山羊農家 Metaisさんのお宅を訪問
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つづいて、近くにお住まいの山羊農家、メテさんのおうちを訪ねました。
左がおうち全体、右がチーズの作業場の建物です。右の写真、入り口の外に置かれているのは乳清です。山羊に飲ませるそうです。
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のれん(?)をくぐると、凝乳酵素をいれたミルクが置かれています。部屋は夏は20度、冬は22度に保たれ、24〜36時間寝かされます。(左の写真)
型入れを実演してくださる、ご主人のメテさんです。1日に140個作られるとのこと。山羊の世話から型入れまで自分でされています(てっぺんをまっすぐにする作業はお母さん)。男性がチーズ作りをされているのは珍しいそうです。(右の写真)
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山羊小屋も見せていただきました。山羊は2種類、白がザーネン種、茶色いのがアルピン種です。メテさんは山羊が好きで、15年前は数頭だったのを120頭にまで増やされたそうです。
少し離れた倉庫には、たっぷりのわら(山羊のえさ)が置かれています。 |
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左から、賞を取ったオスの山羊。山羊小屋の入り口には、その他にもいろいろとられた賞のメダルが飾られていました。右は、山羊小屋のすぐ外にあった搾乳室の写真です。
■湖畔のレストランで 昼食
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昼食は、湖畔のレストランでいただきました(La Gabriere)
とてもお天気のいい日で、休日でしたから、湖畔でのんびり過ごす人が多かったです。また、お隣の席には、親戚一同が集うパーティが開かれていました。大人は大人ばかり、子供は子供ばかりで並んで座られていました。日本だと、家族単位で座るので、発想の違いが面白かったです。(外には、暴走族まで出現。どこにでもいるんだ・・・)
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今回のツアーで、もっともゴージャスな昼食でした。
上段:左から、ナプキンの置き方もおしゃれ、食前酒(ミモザ)、白ワイン、赤ワイン。 (写真はありませんが、さらに食後酒もカルバドス、カシス、アルマニャックの中から選びました。)
中段:左から、サーモンと白身魚の燻製にフロマージュブラン、一口サイズのカナッペいろいろ(本当はお皿いっぱいにありました^^;;)、口直しの洋梨のシャーベット。右は、メインの鴨肉。付け合わせはジャガイモ・マッシュルーム・黄色のは黄桃。
下段:左から、籠一杯のシェ-ブルチーズ、好きなものをカットしてもらいグリーンサラダと一緒に、デザートはタルトタタンにアイスクリーム。右はバケットが入った引き出し。パンは3種類いただきましたが、バケットの美味しさは格別でした。お客さんが多かったこともあってか、食事のはじめに引き出しいっぱいに立っていたのが、2時間足らずの間になくなっていました!
午後は一路、ボルドーへ向かいました。
宿舎は、Chateau Camiac でした。
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