ニュージーランドでの きょうのひとりごと


2001年6月23日〜7月7日


6月22日(金) [NZ出張に出発]

 夕方の出発直前まで、てんやわんや。
 何せ、今回は、どたばたした状況。
 秋までに行くことは決まっていた話なのだけれど、お盆すぎだねになっていたのが、6月の10日頃、一転して、早めの方がいい、6月下旬からにしようになり、その準備にあたふたふた。
 ところが、数日後、国際線がどうしてもとれない、今回の話はなかったことにに。ありゃりゃ。
 で、また、普通の仕事していたら、さらに数日後、乗り継ぎ便を工夫して行けることになったぞーとの連絡が(そない、無理せんでも・・・)。しかも、出発日が早まり、(日本で)担当になっていた外周りの仕事の代役を立てないといけないはめに(ひゃあー、時間もないのにえらいこっちゃ・・・)
 というわけで、直前まで準備に追われていました。

 必死で関空へ到着(こういう時にでも、ちゃんと2時間前に行ってしまう気の弱いわたし T_T 朝から何も食べてなかったので、4時ごろ、JR大阪駅のホームで立ってサンドイッチ食べながら関空快速を待っていました ^^;;)。夕方の時間帯に利用するのは久しぶりでしたが、えらく空いていて、あっという間にゲートに到着。で、こんな日に限って、出発遅れ(そりゃ、機内へ入る予定時間の10分前に、折り返し使う飛行機が到着してりゃ、遅れもしますね・・・)。 まあ、どうせ、次の(現地の)国内線への乗り継ぎ待ちが3時間もあるから、少々はいいんだけど。
 はああ、でも、なんだか幸先悪い・・・

6月23日(土) [NZ 南島へ到着 −飛行機&飛行機−]

 週末の便はとにかくいっぱいでとれなかったらしいのだけれど、金曜の便は6,7割の感じ。日本人、NZ人だけでなく、中国や韓国の人も多い。で、とにかく家族連れの人が多い(ベビーカーを持った人が4組もいて、びっくり)
 しかし、アングロサクソンって、やっぱりでっかいなあ! このところ、ヨーロッパ(ラテン系の国)へ行くことが多くてあまり感じてなかったのだけれど、背は高いし、肉付きはいいし(というか、少々太りすぎ?)。 座っていると、目線のあたりを、(女の人であっても)大きなお尻がゆさゆさっと通っていって、びっくりというか圧倒されるというか。こういう人たちと、体力で勝負はできないよね・・・

 国際線のフライトは10時間半。食事はシンプルで、量は少な目。味は普通。
 まずは北島のオークランドで降りる。(ニュージーランドは、南北の2つの大きな島からなる国です。)手続きはスムーズにいき、国内線のゲートへ。まだ、前の飛行機に間に合うくらいの時間だった。余裕をもって次の飛行機とってあるからなあ・・・待ち時間が長いや・・・これから、南島の目的地まで乗り継ぎに継ぐ乗り継ぎ。

 で、結局、この後の国内線が遅れ、次のも遅れ・・・と順次遅れに遅れて、まあ、でも同じパターンで乗り継ぐ人もいたので、その人達と一緒に地上係員の人の後を走ればよかっただけだけれど(こういう時、私のようにトランク預けてないと、気が楽。万一、荷物がなくなったら、後の旅行がしんどいものね)。
 気流悪くて、ひどく揺れたり。久しぶりのプロペラ機に揺られたり。でも、スチュワーデスのお姉さんは親切だった(NZ航空の制服は、オリンピック選手団みたいで、なかなかカッコイイ)

 飛行機を降りるたび、だんだん田舎になっていきます。とある空港に着陸する際、なんか白い点、黒い点、ごまみたいにぱらぱらと点がみえるなぁと見ていたら、白い点は羊、黒い点は牛でした。うーん、人間より羊や牛が多いというのは大げさじゃなさそう・・・ (空港の窓から撮ってみました。撮れるところに牛や羊がいるってこと)   

 日本を出て、20数時間後(ほとんど一日かかったわけか・・・)に目的地に到着(NZは、日本より、3時間早い。あまり時間差がないので、時差ぼけにはならないですんだ。)。
 はあ、疲れた。しかも、また、空港から市内までが遠いし・・・
 夕食だけ食べに行ったものの、前日の国際線でほとんど眠れなかったこともあり、早めに就寝。


6月24日(日) [NZ 南島滞在 1日め]

 生まれてはじめての南半球。日本は梅雨のまっただ中だけれど、20度とか30度近い日もあるけれど、こちらは冬のまっただ中。
 日本だと、2月8月が寒さ暑さのピークだけれど、欧米のピークはそれぞれひと月ほど早いので、今から7月頭にかけてが一番寒いんだろうな。そんな時に来なくてもね・・・(でも、仕事とは言え、来れてうれしい。生まれて始めての南半球!) とにかく、風邪をひかないように気をつけよう。

 今いる所には「ホテル」というものがあまりないので、しばらく「モーテル」住まい。と言っても、道に面していて、キッチンがあること以外に大きな違いは無いけれど。スーパーへ買い出しに行ったり、で、思わず帽子を買ったり。(コート、手袋、マフラーと準備していったけれど、帽子はいいかなと持って来なかった。寒さに負けて、一番はじめに買いました。)
 近くの植物園をぶらぶら。週末なので、地元の人ものんびり散歩している。いろいろな草木や鳥を見物。なぜか、桜にそっくりの木を発見(しかも、花が咲いている)。桜って、世界各国でポピュラーなのかな。(写真はこちらにあります。6/30の写真) あと、さざんかもいろいろな種類が咲いていた。
茎も花も緑の変わったお花と。 色とりどりのさざんかのうち、ピンクのもの。 池ではかもめがのんびり泳いでいました。

6月25日(月) [NZ 南島滞在 2日め]

 今いる所は南島の小都市、人口は10万くらい。ちなみに、NZの面積は日本の4分の3、人口は全体で400万足らず。北島に大都市が固まり(オークランドに全人口の3分の1、首都ウェリントンもある)、南島には風光明媚なところが多いらしい。
 南緯でみるとかなり南にある、海沿いの町。海まで足を伸ばせば、アホウドリ(albatross)やNZ付近にしか生息しないイエロー・アイド・ペンギンが見れるらしい。ツアーもあるらしいので、申し込んでみるつもり。楽しみ。

  昨日のお昼(スーパーのカフェテリアでlunch combo)の量にも驚いたけれど、とにかくこちらの人はよく食べる。日本人の金銭感覚からすると、食べ物(であれ、全般に)とても安いし。そう言えば、スーパーで、でっかいアップルパイを1台5、6NZ$で売っていたっけ(1NZ$は約50円)。
 右の写真はカフェテリアのトルコ料理。左がkebabs。(クレープの皮で野菜や肉をくるんだようなもの)手を汚さないよう、紙袋に入れてくれる。 右はiskender、手前に見えるのはお米。これで、小サイズ。どちらも7$程度。後ろはトルココーヒー。ほんのり甘くて、粉粉で。噂どおり、底の方は飲めるものではなかった。
  

 夕食は、レストランでシーフード料理を食べる。地元紙に載っていたお店とのこと。あっさりしていて美味。NZのビールやワインを飲む。こちらも美味。


6月26日(火) [NZ 南島滞在 3日め]

 今のところお天気は持っている。北島は暖かかったが、南島へ入ってぐっと冷え込んだので心配していたのだけれど。
 とは言え、長袖のブラウス+セーターにマフラー、手袋、冬物のジャケットだから、十分重装備。地元の人は、中には半袖半ズボンの人もいるけれど、総じて、長袖にジャケットは着ている。
 さてさて、今回はPCを持ってきているので、インターネットに接続できると思っていたのだが、なんとモデムカードと電話線をつなぐケーブルを忘れてきたことに気づく・・・あ〜あ、こちらで作業してページ更新しようと思ったのに。そのために、忙しい中、デスクトップからノートPCに画像やらファイルやら移したり、デジカメのドライバ、FTPソフトなどなどインストールしたのにね。全部、無駄・・・T_T
 同僚のPCからメールやブラウザにはアクセス可能。あと、FTPソフトのダウンロードをしてもいいか聞いたところOKとの返事をもらったので、文字中心のページは更新できそう。それにしても、どんくさいなあ。。。

 ダウンタウンにキャラクターショップ発見。ぶるぶるどっぐやこげぱんと並んで、たれぱんだもいる! また、お店の開いているときに行ってみよう。
 ダウンタウンにはファーストフードのお店(マクドナルド、KFC、スターバックスもある)も多いし、日本料理屋も結構ある。世界中中華は多いのだけれど、意外なのは、タイ料理やトルコ料理(Kababuのお店)、インド料理の店が複数あること。エスニックなものが多い。人がよく入っていたタイ料理の店で夕食。辛さは抑えてあって、なかなか美味。Black Mac というNZのダークビールが美味しかった。
この町は、とても坂が多い。どこへ行くにも歩いての移動なので、なかなかの運動。


6月27日(水) [NZ 南島滞在 4日め]

 夜の間に雨が降ったらしい、ひどく曇っているなと思ったら、昼前から本格的に降り出す。かなりひどい降り。夕方になってもやまず。かなり冷え込んできたし、どこにも出かけず、宿舎に直帰。
 日本はひどく暑くて、蒸しているらしい。それを考えると幸せなのかな。
 でも、帰国したら、ばてるだろうな・・・

6月28日(木) [NZ 南島滞在 5日め]

 お天気、回復。でも、ぐっと寒くなった。

 仕事が終わったところで、速攻、ダウンタウンに向かい、見つけてたキャラクターショップへ(こちらのお店は割り方早く閉まるところが多い。週末に開いているとも限らないし)。お店の人はアジア人、韓国の人かな〜(後でもらった買い物袋が、ハングルと英語で書いてあったので、正解のよう)。たれぱんだグッズを探し、いろいろな、はじめてみる柄の文具(ノートやボールペン、メモ帳など)を買い込む。壁時計やパッケージ用の箱などもすごく可愛かったのだけれど、かさばるので購入を断念・・・残念。
 スーパーで買い物して、宿舎で食事。変わった(というか、見たことのない)野菜が並んでいたり、日本では考えられない値段で物が売られていたり、すーごいスペースにいろいろな商品が所狭しと並んでいるので、スーパーを眺めて歩くの、楽しい。(見間違いじゃないと思うけれど、クリスマスとかに食べる鶏の丸焼きを2$強で売っていた、120-130円で鶏1匹!? ステーキは上等ので1枚15$=750円とかだし。でーっかい食パンが(2斤分で)2$=100円、1Lのアイスクリームが6$=300円。う〜〜む、絶対食べ過ぎそう)。
 こちらの道は、日本と同じく、車が左通行。あまり、勘違いしないですむ。どちらかというと車優先なのかな? 歩行者用の信号は、押しボタンを押すまで電気もついていない。歩行者用の信号が青になると(変わった)音がするので、結構うるさいかったり。後、青になった数秒で赤の点滅に変わる(青の間がほとんどない)のは、ヨーロッパと同じ。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 後日、別のスーパーで確認したところ、鶏の丸焼きは10$くらいはしていました。ごめんなさい。(それにしても、日本円で500円位なので、安いことに変わりはありませんが)
今は(7月の頭まで?)、学校は冬休みらしい。ちょっとした広場(芝生)にはポールが立っていて、みんなでラグビーの練習。 (ポールが立っているというのがすごい)
 週末には、あちらこちらで草ラグビーが見られるし、週末のゴールデンタイムは、All Blacks を始めとするラグビーチームの試合が中継されているし。こんな国相手じゃ、ラグビー、勝てないよね。


6月29日(金) [NZ 南島滞在 6日め]

 特に変わったことのない一日だったのだけれど、夜中に、ぱちぱち言う物音で目が覚める。時計を見ると3時半くらい。週末だし、どうも今は冬休みらしいので(6月の最終週と7月の第1週?)、誰かが花火でもしてるのかな、人騒がせなと窓の外を見てみると、なんと、歩道から火が上がっている! かなりの勢い。とっさに、マンホールから火が上がっているんだと思ってしまう(後から考えると、マンホールはなかったので、歩道の亀裂からだったのでしょう)。数メートル離れたところには車も停めてあるし、なかなか火は消えないし、電話するにしてもどこへ電話したらいいか全然わからないし・・・車や人が通っているので誰かが通報してくれればと思っているうちに、しばらくすると、火が少しおさまり、また、警察らしき人たちがやってきたので一安心。眠りにつく。
 翌日、工事の人たちがやってきて、道を掘り返していたけれど、あれ、何だったんだろう? ガスでも走っているのかなあ? それなら、もっとひどく爆発しているよね??
 ???な体験だった。

6月30日(土) [NZ 南島滞在 7日め]

 日帰りツアーで、アホウドリの生息地とペンギンを見に。お昼に港からボートで出かける。あまり海は荒れていなかったけれど、海の上は風が強く寒かった。鵜はたくさん見れたし、アザラシが泳いでいるところ(船のすぐ横を泳いでいた!)、そしてアホウドリの飛び立つところなど(陸地をばたばたっと歩いては止まるの繰り返しだったけれど、最後の最後に一羽飛びだった、3-4日飛び続けるそうだ)、一通り見れて、よかった。
 そして、ペンギンツアー。普段だとなかなか見れない(ペンギンは夜行性なので、昼間のツアーではなかなか見れない)ものらしいのだけれど、幸運なことに、ガイドの人がびっくりするくらいたくさんのYellow-eyed penguin を見ることができた。(見れただけで喜ばないといけないくらいなのに、私たちは10匹以上見た!) 大感激。このペンギンはNZ近郊でしか見れないペンギン。名前の通り、目の周りが黄色い色をしている。寒くてなかなか写真が撮れなかったけれど、うまく写っているといいのだけれど。

     ⇒こちらに、詳しいツアーのレポートがあります。

7月1日(日) [NZ 南島から北島へ移動]

 今日は、南島から北島への移動。うまく直通便がとれたので、午前中には北島へ到着のはずだった。心配は、日曜なので朝に(空港までの)タクシーをうまくつかまえられるか、あと、14時のチェックインまでどうやって時間をつぶそうかだったのだけれど、結構大変な一日になった。
 タクシーはダウンタウンでうまくつかまえることができ、空港へ。町を離れると、草地が広がり、羊や牛がたくさんいる。日曜の朝7時過ぎ、町の家々はまだ電気もついていなかったけれど、動物は早起きだね。そう言えば、羊のUPの写真、撮れなかったなあ、残念。
 空港へは、その便の一番乗りらしく、1番の席をもらう。15分遅れとのこと(何か、ずーっと遅れてばかりだね・・・) 要は、折り返し使う飛行機の到着が遅れるらしい。9.20の出発のはずが、9.40過ぎの出発に。2時間ほどのフライトなので、朝食が出てきた。かなりたっぷり。サンドイッチにマフィン、ビスケットと英国風。
 朝が早かったのとお腹がいっぱいになったため、うとうと・・・と、飛行機が地上に降りようとしている。早かったなあと思うと、うん? クライストチャーチ? まだ南島? 何で? ・・・飛行機の具合が悪いので緊急着陸だそうな・・・ひぇーぇー。
まあ、落ちなかっただけ、よかったと考えることにしよう。
 とにかく、全員飛行機を降ろされる。いろいろアナウンスはあるがもうひとつわからないし、・・・・結局、1時間半ほど待って、同じ飛行機で北島へ向かう。大丈夫なのかな??? それにしても、みんな文句全然言わない。なんだか、不思議。

  ともあれ、無事に到着。よかった。
 遅れたおかげで、ホテルへ直行して、充分チャックインタイムを越えていた ^^;;
 疲れてしまったので、街の中心に出て、海辺のレストランでご飯を食べて、終わり。
  
 


7月2日(月) [NZ 北島滞在 1日め]

暖かい。とにかく暖かい。南島も東側にいたので、ひどく寒いというほどではなかったけれど(西側に山脈があるので、そちら側は寒い)、北島でもかなり北の部分に来たので、日本の12月から10月終りか11月の始めになったような感じ。
しかし、日本に帰ったら暑いんだろうね・・・天気予報じゃ、30度だものね・・・
ダウンタウンへ食事に行くと、とあるお店の前の道路に人だかりが。よく見ると、車を改造した 動くゲームセンター。なかなかのアイディア。それにしても、ゲームってどこの国でも人気あるんだ。


7月3日(火) [NZ 北島滞在 2日め]

 食事がてら、ダウンタウンから少し離れた、お店の集まる通りを歩いてみる。かなり小高いところにある。
 中に、キティちゃんやどらえもんのぬいぐるみを飾ったお店を発見。近づいてみると、見たことのないたれぱんだグッズもたくさん並んでいる! でも、お店は閉まっていて、しかも、リース屋の電話番号が貼ってあるので、つぶれてしまっている様子。残念。
山の上から町や海を見下ろしたところ。あちらこちらに公園や緑、花があふれているのはイギリスというか、ヨーロッパ風。そてにしても、サルビアに水仙とは、季節感がわからない花の咲きぶり。


 北島の宿舎は、日本でもよく見る、某アメリカ系ホテルなのだけれど、ネットにつなぐのが非常に高価なことがわかる。これでは、ちょっと、つなげられない・・・安全を期したのが裏目に出てしまった・・・

7月4日(水) [NZ 北島滞在 3日め]

 ダウンタウンを歩き、キャラクターショップを発見。ここも、韓国の人の経営する韓国製グッズのお店。たれぱんだの商品もいくつかあり、げっと ^-^
 インターネットのできるお店もいくつか発見。(マクドナルドですら、ネットカフェの店舗がある) 中に、中国人の経営する、漢字やハングル文字も大丈夫ですと看板のある店を発見。メールチェックやwebの閲覧をする。1時間で5$=250円ととても安い。
 月・水は映画が安いとのことで、映画館へ。Sword Fish。8$、約400円。久しぶりの映画館、大スクリーン。やっぱり迫力あるは。そこそこの映画。いろいろな意味で面白かった。それにしても、J.トラボルタ、見事に復活したよね。すごいな。
映画館のすぐ横には、大きなブランコ、それもバンジージャンプ風ブランコ。同時に4人できる仕様。なかなかの人気で、ひっきりなしに子供たちが乗っていた。


    でも、これで驚くのは早かった。ダウンタウン、町のど真ん中に、高いポールが2本立ってるので何かと見ると・・・なんと3人乗りベンチがゴムロープの先に。
 さすがはバンジージャンプ発祥の国。みやげ物屋の壁で羊のぬいぐるみにバンジージャンプさせる(写真はこちら)だけでは足りないんだね。でも、残念ながら、誰かが乗っているところは見れなかったけれど。
  


7月5日(木) [NZ 北島滞在 4日め]

 それにしても、町には緑が多い。と言うか、大きな公園がそこかしこにあって、で、冬ではあっても花が咲いていたり、芝生がまだまだ青かったり。(もっとも、こちらの人に言わせると、今週は何て寒いんだ!ということらしい。最高気温10数度はあるから、我々にしたら寒いというほどの気温ではないけどね。)
 仕事へ行く途中にある公園で、いろいろ写真を撮ってみました。

    まるでモップの先のような、背の高いお花。色合いも鮮やかです。

 こちらも、なかなかの色合い。
  

 大きな木、背の高い草が多いのだけれど、なかには、日本のものより小ぶりのものもありました。アマリリス、茎や葉は立派なのだけけれど、お花が茎の先ではなく、地面に近いところに咲いていました。   

 冬の最中に花が咲いているというのも面白いですが、日本とは季節感が全然違うのが興味深かったです。ツツジ(日本では春)、アマリリスやアジサイ(日本では初夏)、右の写真など左からカンナ(盛夏)、カラー(初夏)、さざんか(冬)の花が一緒に咲いているのだから不思議な感じ。

7月6日(金) [NZ 北島滞在 5日め]

 少し時間に余裕があった(余裕を作った?)ので、ニュージーランドらしいものを観光しようということで、「羊のショー」を見にいきました。なかなか面白かったです。(こちらの報告は、別レポートにします。)

 2週間の滞在、あっと言う間でした。その間、お月さんが満ち欠けするのを見て、日本とは反対なことを発見。何故かはわからなかったのだけれど、日本へ帰国後、教えていただくことができました。(ありがとうございました>たれ教師さん お答え、引用させていただきますね。)
>南半球って、月の満ち欠け、反対になりますか?
>2週間ほどニュージーランドに行っていたのですが、下弦の三日月(くの字型)が
>だんだん太っていって満月になっていくのを見ました。
>これって、日本の月の満ち欠けの反対ですよね?

見かけではそのように見えるはずです。
北半球では月は南の空に月の北半球を上にして 見えていますが、南半球では月は北の空に月の南半球を上にして見えます。

だから、見かけ上は「く」の字型の三日月が太っていって満月になって行くように見えます。満月を見ると、北半球と南半球では上下が逆に見えるのですよ。

先日あった部分月食でも北半球からは月の上半分が欠けて見えましたが、 南半球では月の下半分が欠けて見えたはずですよ。

上か下かの基準は絶対的なものではないですから 見る場所によっては上が下になったりするのですね。

 冬休みの週末だからか、ダウンタウンには市がたちはじめました。カラフルなテントが印象的です。食料品から日常品、アクセサリーや絵画など、いろいろな商品が並んでいました。 (中央の写真は、お風呂の枕。たぶん、お風呂で本を読むときのためのもの。右は、貝殻にいろいろな色をつけたもので周りを飾った鏡。海で囲まれているためか、貝殻を使った装飾品がいろいろあった)   


7月7日(土) [NZ 北島から 日本へ帰国]

 早朝、空港へ向かう。
 帰りの飛行機は席がよくてとても楽だった。同じ値段でも、どの席になるかで、疲れ方全然違うものね。
 隣の席には、ワーキングホリデーで1年ニュージーランドにいた女の子(20くらい?)。いろいろな体験談を聞く。同年代の日本にいる子に比べ、随分と、大人の考え方しているなあと感じた。若いときに異文化を体験するっていいことだし、できる時代になったんだなあと感心。
 ともあれ、無事、帰阪。
 ふわーっ 予想していたとは言え、あ・つ・い ^^;;;
 (でも、後で聞いたところによると、前の週暑かったのが、ずいぶんましになったところとのこと。まだラッキーだったのかな。)