2月の風景いろいろ・新しいデジカメの比較

　2月もいろいろ写真を撮りました。
　毎週の「今週のたれ」の写真、球根の鉢植え（ヒアシンス）の写真。この写真はニコンのデジカメで撮っています。


　　　

　ヴァレンタインデーの写真も撮りました。こちらはオリンパスのデジカメで。

　　

　＜＝トップページも飾った
　　ペンギンチョコと一緒にバンザイするたれちゃん



　　↓　小林かなえさんのマカロンと一緒に

　


あまり機械類には手を出さらない、凝らない方ですが、仕事で使うPCと、HP用の画像を撮るデジカメは例外。
デジカメ、これまでにいろいろな種類を使ってきました。

• 始めて買った（1996年）のはCanonのPower Shot350でした。（35万画素）


• 2000年夏にHPを始めました。カメラで撮った写真をフィルムスキャナで読み込むのがあまりに面倒で、12月に、CasioのQV-2800UXを購入。
  (211万画素、光学8倍ズーム、CFに記憶、単三4本、121mmｘ81mmｘ66mm、295g)


• QV-2800を手放すことになり、2001年３月、軽いCasioのXV-3を購入。
  (334万画素、光学ズームなし、CF、リチウム電池、115mmｘ62mmｘ33mm、215g)


• 旅行に行くのにズーム機能が欲しくなり、4月にOlympusのCamedia C-700 Ultra Zoomを購入。(211万画素、光学ズーム10倍、SMに記憶、単三４本、
  108mmｘ76mmｘ78mm、310g)


• 2002年春、カード型！にひかれ、CasioのExilim EX-M1(134万画素、光学ズームなし、充電式、88mmｘ55mmｘ12mm、87g)を購入。


• 2002年秋に父親へプレゼントしたNikonのCoolpix 2000 (200万画素、光学ズーム3倍、CF、単三４本、108mmｘ69mmｘ38mm、190g)がまったく使われないため引取る。

　Exlimは充電式がどうも苦手で使っていません。
　XV-3は光学ズームがないことと発色の問題 （4/26の写真で、左2枚（XV-3）と右（Olympus）は同じ色の花を写しています。実際はOlympusの方が近い。）から使わなくなってしまいました。
　花を撮るのは好きなので、花の色が自然に出ないとつらいです。いろいろ露出やホワイトバランスを合わせればきれいに撮れるのかもしれません。でも、結局はAUTOしか使わないから、AUTOでどんな風に撮れるかが大きいです。

　現在は、OlympusとNikonを使っています。
　どちらも愛用してきましたが、いろいろ不具合が出るようになってきました。
　Camedia C-700、いいカメラですが、細かい点はともかく、重くてかさばるのと、（2001年6月のフランス旅行の際電池トラブルがあり、それ以来）液晶窓に表示させるボタンの接触が非常に悪く、機嫌のいいときしか液晶表示ができません。光学ファインダを覗けばすむ話だけれど（だから4年間使い続けている）、せっかくデジカメなのに…とは思ったり。
　Coolpix 2000、はじめてデジカメを使う父（Nikon好き）のために買った、一番初心者用の操作のやさしいカメラ（早い話、最廉価版）です。自分に買うのなら、もう少し時期をあけて、高性能な製品を買ったかな。
　このデジカメ、フラッシュが弱いのか暗いところには弱いです。ただ、その点を除くと、（失礼だけど、値段の割にびっくりするくらい）写りというか色合いは、Camedia C-700に勝るとも劣らないくらい、とてもいい。（6/29の写真）
　いずれにせよ、どちらも3〜4年前の200万画素のデジカメ。HPに載せる写真ですからさほど画素数はいりませんが、それでも、そろそろ買い換え時かなあと思い、1年ほどいろいろ探していました。

今回購入のポイントは、電池が（も）使えて、小型なこと。
（Olympus Camedia C-70やC-770も魅力的だったけれど、これらは充電式なので、断念。）
候補は、

• Canon　PowerShot A80　（重さ250gで、単三4本使用）
• Fujifilm　E510 と E550
• Nikon　Coolpix 4800　（大きい、重い260g、カメラの本質とは関係ないけど「あまりに」不細工）
• Ricoh　 Caplio GX 　（画質の評判は、ネット上ではあまりよくなかった）

でした。 画質でCanonとFujiに絞り、軽さでFujiに。最終的に、より画質がよく（※）、起動が早いE550を選びました。

※　少なくとも画素数では（E510：520万画素、E550：630万画素）。レンズがE510：1/2.5型CCD、E550：1/1.7型CCDでE510はハニカムレンズではないので、そちらを高く評価される方もおられます。
　最終的には、こちらやこちらの記事を読みE550に傾き、実際にさわってみて起動がきびきびしているのに惹かれ、E550に決めました。



さて、商品が届き実際に撮ってみました。
まずまずきれいに撮れたかな…
うーん、でも、花が少し白っぽすぎるような…

　少し気になったので、Coolpix 2000、Camedia C-700、E550の写りの比較をすることにしました。
　週末はお天気が悪かったので、今のところ、室内写真のみの比較です（いずれもフラッシュは使用）。

　まずは、置物（木製・塗り物）とすくいーずたれちゃんの写真です。（以下、左からNikon、Olympus、Fujifilmの順）
　上段は無修正、下段はPhotoshop Elementsで自動レベル補正・コントラスト・カラー補正をした写真です。

　修正すると差は縮まっていますが、予想通りNikonが室内の暗さに弱い（非常にシャッターが降りるのに時間がかかった）のと、E550の色合いが気になります。背景のボール紙（シャツの台紙に入っている少し青みをおびた白のボール紙）がかなりベージュかかって写っています。この写真では、背景の色、置物の塗りの色（てらてら、どぎつい色）を一番上手くとらえているのはOlympusのようです。

　続いて、鉢植えのヒアシンスの写真です。
（左からNikon、Olympus、Fujifilm、上は無修正、下は自動修正済み）

　暗いけれど、色が一番本物に近いのはNikon、ほとんど違いがないOlympus。けれど、E550の色は、本物とは全然違います（こんなに白っぽくない。ピンクというか、少し紫色っぽいニュアンスが全然ない）。

　室外でも試してみないといけないし、AUTO以外の操作を覚えればもっとよくなるんだろうけど、
　でも、「私」が使えない機能じゃ「私」には役に立たないし、
　あと、いろいろ操作しても、色合いって変わるのかなあ？
　この色の違いは、ちょっとショックだったり・・・

（モニタにより見え方が違うかもしれません。でも、今のところ5つのモニタで見たけれど、ヒアシンスの色合いの違い（狂い）は、変わらなく見えます。）

　もう一点気になったのは、E550のフラッシュ（E550はフラッシュを起こさないと、フラッシュはたかれない）。下は、いずれもAUTOで、左がフラッシュあり、右がフラッシュなし。フラッシュがない方がかえって明るく写っているような気がするんだけれど？　（ただし、いずれにせよこの色合いでは、本物の花の色と違いすぎるけれど。）