ワインとチーズ教室 at ロロ

2002年7月15日(月) 19:00〜


 7月上旬、仕事で本町に行く機会がありました。

 帰り道、久しぶりに、チーズの美味しいお店で紹介した「ロロ」へ。
 お店、ほんの少し引っ越しし、地下鉄本町19番の出口を出て目を上げるとすぐの所(横断歩道を渡ったところ)に移っていました。前より広くなって、ショップだけでなく、ワインとチーズを楽しめるダイニングもできています。
 買い物していると、ふと、「チーズ&ワイン教室のお知らせ」が目に入りました。来週月曜日か・・・忙しいけれど、ずいぶんチーズセミナーにも参加していないし、たまたま気づいたのも何かの縁だしと思い立って申し込みました。

 毎月第3月曜日に行われているセミナー、今回が第3回だそうです。

 ダイニング奥の、ガラス戸で仕切った個室風の部屋で行われました。参加者は7名。
 講師の方は西口さんといわれる方(遅刻していったので ^^;; 自己紹介のところを聞き逃してしまいました <(__)>)

 チーズに関する説明をいろいろお聞きした後、今日のチーズ(4種5つ)が乗ったプレートが運ばれてきました。白カビチーズが中心のラインナップです。

cheese.jpg ちりめんたれも一緒に記念撮影。

 chao.jpg シャウルス
 干しぶどうと干しぶどうの間のチーズ。若いチーズでした(かなり芯が残っています)が、その分、皮の部分、熟した部分(外側の生成り色の部分)、若い部分(内側の白っぽい部分)、3通りの食べ比べ、ワインとの相性探しができて面白かったです。

 goat.jpg カマンベール・シェーブル
 珍しい山羊の白カビチーズ。右の干しぶどうの手前。
 他の牛乳製チーズと色が違い(抜けるように白い)、とても肌のきめが細かいチーズでした。
 口に近づけると、ほんの少し山羊独特の臭みがします。でも、まだまだ若い感じの臭い。味の方は、何とも淡泊というか、極論すれば紙みたいな感じ(変な表現ですが、山羊独特の個性も、乳製品らしさも出てなかったような)。
 かなり若かったんじゃないかな? まだまだ本領発揮する前のチーズじゃないかなあ、熟成したときどんな風に変化するのか、興味のあるところ。

 savarin.jpg  ブリア・サヴァラン
 手前のチーズ。(女性の)出席者にもっとも好評でした。
 まさにクリーミー、なめらか、そんな形容詞がぴったり。
 一般には白ワインと合わせるのでしょうが、私はあまり白が好きでないのと、ブリア・サヴァランは脂っこい(乳脂肪分75%)ので軽めの赤と合わせるのが好きです。一緒に飲んだ樽香の効いたシャルドネ、酸味のある軽い赤ワイン、どちらにも(別の意味合いで)よく合いました。

 camem.jpg カマンベール・ボカージュ
 左側のチーズ2つ、手前が若いもの、後ろが熟成したもの。出席者の評価は、若い方が高かったかな?
 個人的にはよく熟成したチーズが好きですが、これに関しては(熟した物の方がより)塩がきつくてしんどかったです。(今回、シャウルスも塩がきつかったような) 体調が悪かったのかなあ。

 チーズ好きのくせに、ノルマンディーのチーズは苦手、カマンベールも苦手(白カビならブリー系の方がずっと好き)な人なのだけれど、今回も、その思いを覆すにはいたりませんでした。(実は、今回、すべてがノルマンディーのチーズだったんだけど ^^;;;)

 ワインはこちらの3本。 左から

  • Chardonnay S.Australia / Beresford 99
      樽香のよく効いたシャルドネでした。たぶんいいワインだと思います。
      (<−白、それもシャルドネは大の苦手なもので、いい加減な言い回し ^^;;)
  • Bourgogne Passtourgrain / Hybert Lignier 97
      ピノ+ガメイ。味も色合いも明るく軽く。酸味が効いていました。
      今回、私にとっては、(多くの)チーズによく合ったワイン。
  • Cabernet Sauvignon / Carta Vieja Maule Balley 94
      どっしりしたワイン。チリ物の94年とは珍しい。いいワインでした。
      でも、今回のチーズには重厚すぎた(チーズが全部負けてしまった)感じ。

wine.jpg