なぜに、たれぱんだは玉乗りを愛するか。
 なぜに、私は、玉乗りを愛するたれぱんだを愛するか。

   ・・・って、まあ、難しいこと抜きで、とにかく「玉乗り」のお話



どんたれは  のメンバーです!


たれぱんだは、玉乗りをします。玉に乗られもします。これは、たれぱんだの芸(のひとつ)です。
芸と言うのは、修行の一貫なわけで、厳しいものです。遊びでやっているわけではないのです。
でも、好きじゃないと、つらいことだけだと、続けられないだろうと思います。

玉乗りをしているたれは、苦しそうには見えません。飄々と、玉乗りをしています。
その風貌からは、たれが何を考えているのかわからないけれど、とても自然に見えます。
玉をコントロールしようと体に力を入れるのでもなく、玉の動きや重力に逆らおうとするのでもなく、そして玉の動きを怖がる様子もみせず、淡々と、玉の動きにからだを預け、こころを預け、玉と一体になって乗ったり、乗られたりしています。
ふつう、玉の上に乗っているときは平静な心を保てても、傾きだしたら、からだがだんだんと床の方へ近づきだしたら、あせると思うのです。じたばた、おろおろすると思うのです。
でも、たれは、そんなそぶりは微塵も見せません。

この悟りきった境地、動きが、私のこころをとらえて離しません。

     −−嗚呼、わたしも、はやく、このような心持ちに到達したい・・・



もうひとつ、忘れてならないのは、何かの上に乗るというのは、たれぱんだにとって最上級の愛情を示す行為だということです。<−「とても好き」のポーズを思い出して見ましょう。
だから、たれは、好きな相手の上にも、すあまの上にも、はては、地球の上にも乗っています。
たれは、玉のこと、好きなんですね。