オタゴ半島野生動物ツアーに行ってきました

　一度行ってみたい、見てみたいと思っていたツアーに出かけてきました。
　日帰りでいつでも行けるということもあるし、昨年の間はなかなか暖かくならないし、週末というと雨でしたから、のびのびにしていました。たまたま金曜日にi（インフォメーション）へ別の用事で行き、明日のツアーに参加できるということで申し込みをしました。お天気もよく、抜群のタイミングでした ^-^

（写真はクリックすると大きくなります。青い文字はクリックすると別の説明ページが開きます。）

集合は、町の中心オクタゴンに10時。 　広場で、前には気づかなかったこんな壁画を発見。 　幸先いいですね。ペンギン見れるといいけれど。

小さな会社のツアーだったので、バン（最大12人乗り）でオタゴ半島に向かいました。今日の参加者は、私を入れて7人。私以外は白人のご夫婦ばかり（NZ、スコットランド、アメリカ･コロラド）と国際色豊かです。

いろいろ建物や風景の説明をしてもらいながら、一路オタゴ半島の先へ。
途中、Happy Hensの工房に立ち寄り、お買い物タイム。
1時間ほどで、はじめの目的地Natures Wondersへ到着しました。

ここで、防寒用のジャケットを借り、バギー（ドライバーの人＋6人乗り）に乗り込んで、まずはオットセイ（fur seal）のいる岩場へと向かいます。

自然のままの、高低差のある荒地を、（しかも 　悪いことに前日かなりの雨だったので、あちら 　こちらに水溜り）この8駆（というのかな）で走り 　回ります。スゴかった・・・　ジェットコースターに 　乗ってるみたいだった（大汗）

車に乗っている間は、なかなかシャッターを 　切れるような状態じゃなかったのですが、どう 　にか撮れたのがこの写真。周りの海の景色は 　素晴らしかったです。

オットセイのいる岩場が見えてきました。 　右側の大きな岩山で、たくさんのオットセイが 　お昼寝しています（茶色い細長い点）。大きい 　のは大人、小さいのは子供です。 　(海に浮いてる茶色い紐状のは、海草です）

　　　　

左から、見えた中で一番大きなオットセイ、お母さんと子供、昼寝の後は水浴びしたり。

　　　　

海で遊んだ後はまた岩に登ったり。見ていると、かえって子供のほうが敏捷に動きます。大人は、体の大きさは利するんだけどどうも重さが邪魔になるようで ^^;; 陸地ではなかなか思うように動けなさそう。あと、なぜかくぼみが、狭いところが好きなようです（笑）

　　　　

とにかく、平和に寝ています ^-^

　　　　

オットセイを堪能した後、またバギーで 　次のポイントへ。 　きれいな白砂の浜へやってきました。

ガイドさんに教えてもらった方向を、一生懸命 　探して見ると、 　 　いました！ 　キガラシペンギンが草の陰で休んでいます。

残念ながら、今回は1羽しか見れませんでしたが、いろいろな表情、しぐさを撮って見ました。

上の写真は、ペンギン観察用の通路から撮り 　ました。 　通路をさらに進むと、いくつか小さな小窓が 　あり、蓋を開けた窓を皆が順に覗いています。 　覗いてみると、見えたのは

おおおっ　ブルーペンギンが巣穴の入り口に立っている！
昼間、家で待っている（大きさからすると）奥さんペンギンのようです。

ここは、写真はフラッシュなしなら許可だったのですが、肉眼では見えるのですが、あまりうまく撮れていません。ほんとにキュートだったんですが、ごめんなさい。
2枚目、できる限り修正して見ましたが、わかりづらいですね <(__)>

　　　　

ペンギン通路を戻り、バギーが待っているところへ戻ってきました。
もう一度浜を見下ろすと、何か黒い点が見えます。
オットセイがここまで泳いできていたようです。

　　　　　　

またまた、ジェットコースター状態になりながらセンターへ戻り、昼食。
次のポイント、ロイヤル･アルバトロス･センターへと向かいました。

ツアー開始時間まで、アルバトロスを含むオタゴ半島のさまざまな鳥の説明がしてあるパネルやビデオを見て待ちます。
ツアーの始めに、アルバトロスに関する説明をガイドさんから受け、詳しいビデオを見たあと、アルバトロスの観察所（小さな、四方が窓の建物）へ。

目の前には草むらが広がり、その先は海。 　浜にはたくさん鳥がいますが、アルバトロスは 　赤い矢印の先にぽつんといる鳥です。 　 　今はちょうど卵を抱いている時期。草むらには 　全部で5羽のアルバトロスがいました。

かなり離れているのであまり上手く取れませんでしたが、（今回わかったけれど、遠くにいる動物を撮るには、10倍でもズームは足りないですね。残念。）巣にいるアルバトロス、空を飛んでいるアルバトロス（右は、アルバトロスだけの部分写真）。鳥はたくさん飛んでいますが、羽ばたかない独特な飛び方なので、すぐにわかります。

　　　　

観察ブースにはいろいろ標本やアルバトロスをほごするための道具も置いてあります。
親鳥に抱かせるためのダミーの卵（重さも、本当の卵の重さに似せてあるそうです。どっしり重かった）。アルバトロスの体重測定をするためのかご。
右の写真は、草むらのむかって左、海側にいるたぶん鵜（shug）の仲間。

　　　


以上で、ツアー終了。
行きと違う道を通りながら、いろいろ建物の説明を聞いたり、羊が草を食んだり、牧場へ帰っていく様子を見ながら町へ帰ってきました。町へ帰ったのは、4時ごろ。
あまり長いツアーではありませんが、見所の多い、ポイントを抑えたツアーでした。
本音を言えば、もうちょっとたくさんペンギンが見れれば最高だったのですが、2種類ともちゃんと見れたんだし、贅沢言っちゃいけませんね ^^;;;

車でほんの1時間のところなのですが、窓から見える草花は、かなり様子が違っていたり、こちらの方が涼しいのか市内ではもう咲き終わったものがあったり。
写真の写せた変わったお花を2枚。