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さて、上の写真(左)中央にワゴンがありますが、私が行った時にはその上にもうひたれ大きなたれがいたのです。「じゃあ、もらっていきますね」の声とともに、「ありがとうございました」の声に送られて、たれと一緒に帰っていく背広姿の若い二人組。うーん、そのままでエレベーターに乗るの? 大胆な。でも、たれはどこでも、誰にでも人気なんだね。今回の東京行で、もっとも印象に残ったひとこまでした。
(あまりに印象深かったので、後姿とマスク姿なので、写真掲載させていただきました。不都合な点がありましたら、お知らせ下さい。)
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おまけ あと、今回の東京行では、
新宿の伊勢丹ゲランコーナーで、香水を買いました。お目当ては、日本ではここと帝国ホテル(東京)だけで扱っている Secret Intention。
「すべての女性に、恋のお守りとして持っていてほしい香り」というキャッチフレーズから、かなり甘ったるい香りなのかな?と危惧しつつ、ラストノートにサンダルウッドがきいているということなので、試しに行ってみました。結果は・・・さすがはゲラン。恋の果実リンゴをイメージしたボトルも素敵ですし、若若しさは失わないで、それでいて甘すぎない気品ある香りに仕上がっています。で、お買い上げ。(写真:左)
そして、一緒に売られていた桜をイメージした Cerry Blossom 2001、ボトルとパッケージの綺麗さとまさに桜のはかなげで少し青っぽい香りが気に入ってこれも一緒に購入しました。(・・・思わぬ出費。写真:中央)
最後に、ほんの少し余った時間を使って、東京駅近くのブリジストン美術館で行なわれている ルノアール展 に駆け込みました。すごい行列で心配しましたが、30分ほどしか時間ありませんでしたが、傑作の数々を堪能することができました。さすがの珠玉ぞろいでした。
私など、ルノアールというとあるイメージを持って絵を見てしまいますが、そのようないわゆるルノアール・スタイルを作り上げるまでの、さまざまな様式にチャレンジしている時代の作品が主でしたので、いろいろな意味での発見がありました。本当に水準の高い美術展でした。とりわけ気に入ったのは、チケットの図柄にも使われたいた少女の絵です。筆舌に尽くしがたい美しさ、気品。息づくような肌の色合い、透明感、油絵であれほどの表現ができるなんて、ただひたすら見ほれてしまいました。(右:チケットの画像です)