オーストラリアのメルボルンを訪ねてきました

(2) メルボルンで会った動物たち

 短い滞在でしたが、週末をフル活用して、ツアーに2つ参加しました。
 ひとつは、メルボルンから東に200kmほど離れたフィリップ島で、little penguin(日本名:コガタペンギン)が夜陸に上がってくるのを見るPenguin Pared Tour。
 もうひとつは、メルボルンから西に300kmほど離れたGreat Ocean Road沿いの海の風景と奇岩が続く雄大な風景を見るツアーです。

 このページでは、この旅で会った動物達のことを書きます。

(写真はクリックすると大きくなります。青い文字はクリックすると別の説明ページが開きます。)

オーストラリアというと、やはりカンガルーでしょうか。
ツアーのバスからも野生のものを(影だけ)何回か
みました。右は、自然保護園?で撮った写真です。
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 総じて、変わった動物・鳥・植物が多いと感じました。日本や北半球の国では見たことがない、ニュージーランドでも見たことのない鳥や植物が多かったです。(バスから見えたことがほとんどなので、写真はありません <(__)>)
 時間があれば、カモノハシやウォンバットなども見たかったですが、今回は機会なし。

 海辺で見たカモメです。左はフィリップ島で、右はGreat Ocean Road沿いで。大きさは同じくらい。NZのカモメは、目や尾羽など右のに似ています。(NZのはくちばしがもっと赤いですけれど。)

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フィリップ島の海岸の様子です。久しぶりに潮の香りを味わいました。
カモメがいっぱいいます。ペンギン模様のタイルが素敵です。

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ペンギンセンターに着く前に、半島の、ペンギンの住んでいるあたりを見せてもらいました。この岸壁をあがってくるそうです。右の写真に矢印をいれていますが、その細い道がペンギンの踏み分け道。小さい体で、100kmも泳いで、この急斜面を上がって毎日家へ帰る・・・すごい重労働です。
この地区にもぽつんぽつんと家は建っているのですが、住人が家を売る場合、政府が買い上げその家を撤収し、じょじょにこの地域をペンギンに返す試みを続けているそうです。

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コガタペンギンは、ペンギンの中では最も小さく、体調は40cmほど。オーストラリア南部、ニュージーランドの海岸線に生息しています。少し前傾して歩くことから、ペンギンの中でも原始的な種類だと考えられています。キャンベラでLinus Torvaldsに噛み付き、それがきっかけでLinuxのマスコットになったペンギンでもあります。
(ニュージーランド、クライストチャーチ近郊に、ヒレに白い縁取りのあるコガタペンギンの仲間、ハネジロペンギンがいます。)

日が高いうちは他の動物に狙われるため、日の出とともに海に出、100kmほども泳いでえさを自分の体に蓄え、日没とともに家族の待つ巣穴へと帰ってきます。その陸地から巣穴へともどる間の、よちよち歩いている様子が、ペンギンパレードです。
残念ながら、写真、ビデオの撮影は一切禁止なので写真はありませんが、とてもお天気は悪かったのですが(雨・風・寒さの三重苦)、陸に三々五々上がってきたペンギンがとことこ歩く姿を見ていると、そんなことすぐに忘れてしまいました。バスに戻る時間があったのであまりゆっくり見られなかったのは残念ですが、すばらしい体験でした。
参考になるページに、リンクを張っておきます。

  ペンギンパレードの紹介ページ
  生態についてまとめられたページ
  泳いでいるコガタペンギンの写真

お土産に買った、ペンギングッズいろいろ。コガタペンギンの刺繍キット、オーストラリアの形をしたコガタペンギンのマグネット、卵とヒナのコガタペンギンの置物。

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さて、もうひと種類、出会いを堪能した動物がいます。
コアラです。ユーカリの木の上でゆっくりしている姿を写真に撮りました。
一日24時間のうち20時間くらい寝ているんだそうです(残り4時間は、食事と、毛づくろいや移動、コアラの一日の過ごし方のグラフ)。怠けてるんだじゃないからねという立て札(写真、一番右下)がありました。エネルギー消費を減らすため、そうしているんだそうです。

何か、とってもいいです ^-^
もこもこしていてぬいぐるみみたいで、悠然としていて。
こういうライフスタイル、あこがれるなあ〜

   

   

     



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