広島へ 行ってきました

2005年9月

 とにかく暑かったです ^^;;;
 仕事の合間に、ちょこっと散策。

   (写真はクリックすると大きくなります。)

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広島県庁の前で。
(しかし、彫刻というのはよくわからない。
 どうして「夢の待ち人」=>裸の若い男性
 なんだろう?)

お天気なのはいいけれど、とにかく暑い日でした。



hiroshima ひろしま美術館へ。
お目当ては「ルノワール、ドガ・・・からの小さな贈り物−ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展」。展示数はそれほどではないし、地味な作品が多かったけれど、水準の高い作品ばかりでした(早い話、美術の教科書で見た絵がぞろぞろ)。うーむ、東欧の美術館の水準は侮りがたい。


あと、常設展も非常に充実していて(特別展にあわせてフランス近代物)、それぞれ解説テープがあったけれど、それがまた詳しくて、両者の解説がうまく呼応していて、いろいろ勉強になりました。
特別展での発見、まったく名前を知らない画家が二人。どちらも印象に残った。
一人は、ドローネー。こちらのThe Runnersが展示されていた(本物は、もっと色が鮮やかで柔らかい色調)。今の時代に見たら、色使いも造形も別になんて事ないけど、これを昭和初期か大正末期に描いてるんだから。
もう一人、名前が思い出せない ^^;; (オダリスクに似ていたような???) 白味の強い草色と黄土色がとてもうまくマッチした絵があって、何とも品がいい色合いで、感心。
唯一残念だったのは、常設展側で、N社がゴッホの絵を取材に来ていて、その絵も隣のルドンの絵もほとんど見れなかった事(だいぶ待ったんだけれど、あんなに撮影に、収録(学芸員さんのコメント)に時間がかかるものとは。それにしても、ライトもレフ板も、カメラやモニタなどチェックする機器も、小型だけどまあ高性能な事。ただ、逆に言うと、TV番組って(編集で)自然に見えているけれど、うまく行った部分のつなぎ合わせで事実からはかなりほど遠いような。画像を撮るのも、チームで、こんな風に撮ろうという明確な意志を持って作り込んではったし。


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 続いて、少し離れた広島城へ向かいました。
 あまり建物は残っていませんが、なかなか
 立派な門構えです。
 石垣の上、漆喰等の壁ではなく、木造でした。
 お城の事はよくわかりませんが、初めて見る
 造り。(兵庫県民なので、お城と言えば姫路城、
 白鷺城がイメージ。あと、大阪城とか) 



城跡をずーーーっっと歩くと、天守閣です。
なかなか立派ですね。木がうまく使ってあります。
中に入れるのですが、暑さにばてて、ギブアップ ^^;;;

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広島城内で一番感心したのは、下のユーカリの木です。
コアラの好物ですね。
いろいろ薬効があるとか生命力の強い木だと聞いた事があるのですが、
右の説明文によれば、爆心地から740mにあったこの木は、原爆を耐え
生き残ってきたんですね。真ん中の写真、根元の黒ずんでいるところが
原爆の熱線で焼けたところです。

なんか、
がんばらないといけないよなあ。
そんな風に感じました。

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最後に、縮景園へ。
入り口の様子です。
萩が見事です。もう綺麗に咲いていました。
(ここだけ、花が早いような気がします。)

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暑さと背負った荷物の重さに完全にへばってしまい元気はありませんでしたが、
ぼちぼち、ゆっくりお庭を散策しました。町中にあるのにとても静か。花嫁さん
の写真撮影をしていたり、外人さんや若いカップルの人が眺めを楽しんでいたり。
シャッターチャンスはありませんでしたが、池の鯉(?)がダイナミックにジャンプ
を繰り返していました。水音って、聞いていると心が休まりますね。

お庭の様子です。

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広島での夕食は、物の見事にコンビニ頼みに ^^;;;
広島風お好み焼きや、広島つけ麺(初めて聞きました)など、
名物?をいろいろ。
唯一のごちそうは、帰りに新幹線で買ったあなご飯。
できたてのほかほかで、なかなか美味しかったです。

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