阪急デパートのチーズ売り場「フロマージュ」の改装に合わせて行われたチーズセミナーに出かけてきました。
講師は、フランス在住の磯川まどかさん。いろいろ興味深いお話を聞きながら、7種類のチーズを、白赤ワインに合わせて食べました。
「フロマージュ」の目玉は、とても熟成のいい(フランス国内で4人だけしかいないMOF(最優秀職人)を取ったチーズ熟成士のうち、、唯一の女性 熟成士が作る)チーズを直輸入していること。当然、試食のお楽しみはその点に集まりました ^-^
(以下、画像はクリックすると、大きな画像が見れます。)
(今回のお供は、ブランコたれ、携帯クリーナーたれ、リュックたれの3たれです。)
■ セミナーが開かれたのは、ミューズホールというちょっとしたイベントの出来るスペース。参加されたのは30名(うち男性は3名。平日の昼でしたから、女性中心、年配の方が中心でした)。
前には、教卓?やホワイトボード、素敵なチーズ関連グッズのディスプレイが置かれています。
(教卓の上の、ディスプレイ)
(講師の磯川先生、ホワイトボード−講義終了後−や、ディスプレイ)
(チーズ関連グッズのディスプレイ)
(部分、部分を拡大)
■ チーズをよく7種類に分けますが(1.フレッシュ、2.白カビ、3.ウォッシュ、4.山羊、5.青カビ、6.セミハード、7.ハード)、残念ながら良い状態の物がなかった3.ウォッシュ以外のいろいろなタイプのチーズを食べることが出来ました。
チーズのラインナップは
- リコッタ(フレッシュ)
- クロミエ(白カビ)
- クロタン・ド・シャピニョル(山羊)
- ロックフォール(青カビ)
- ロッシュバロン(青カビ)
- モルビエ(セミハード)
- ラヴォール(セミハード)
- コンテ(ハード) 18ヶ月の物、24ヶ月の物
の8種類。
|
リコッタです。 とても素直な、やさしい、クセのない味でした。 蜂蜜やイチゴと合わせてみてくださいとのこと。 |
|
クロミエ。ある側を見ると(←)菌が入ったのか中に白い部分が出来ています。状態悪いのかなと不安でしたが、その部分はぴりっときたものの、他の部分はとても良い出来でした。まだ若いチーズでしたが、風味が素晴らしかったです。→は反対側。 |
|
|
クロタンです。色白で、とてもきめ細かいチーズ。2つあるのは熟成の度合いが違います。私はよく熟成した方をいただきましたが、クセのない爽やかな味で、白(マコンのシャルドネ、2002)にぴったりでした。 |
|
|
ゴルゴンゾーラ。こんな風にカナッペの状態にした物をいただきました。まだまだ若い感じでした。
こちらは羊のミルク、次のロッシュバロンは牛乳製なので、いろんな味を比較しながら楽しめます。
|
|
ロッシュバロン。始めて食べました。皮が白いのは灰をまぶしてあるからだそうです。 牛乳だからか、とてもやさしい風合い。青カビが苦手の方がチャレンジするのにいいかもしれません。 |
|
|
モルビエ。真ん中のラインが特徴的です。とても素直な味で、青カビ以降は赤ワインと合わせたのだけれど、白とでも合うんじゃないかな?(赤は名前を聞くのを忘れていました) |
|
ラヴォール、これも初挑戦でした。くせのない、素直な感じのセミハードチーズ。誰でも抵抗なく食べられるんじゃないかな。 |
|
|
上で講師の磯川先生が手に持たれていたのが、熟成の違う2種類のコンテ。今回は18ヶ月熟成のものだけでなく、24ヶ月物も食べれて比較できて、ラッキーです。
|
←手前の短く切った物が若い方、長い状態の物がより熟成した物。→24ヶ月の方は、ぷつぷつと旨み成分の固まりが見えます。18ヶ月の方ももちろん美味しいんだけど、24ヶ月の方はもう絶品でした。これも白にでも合いそうな感じ。 |
|